特徴

  1. ゆず肌ムラ、虹ムラ等のような微弱な輝度変化を「むら分布とISC-S数値)」で表示します。
  2. OrangePeelムラ分布画像をBMPにムラ数値データをCSVとして保存します。
  3. 発光部のみを検出して、1Pixel単位での最高,最低,平均輝度,標準偏差,ヒストグラムが表示できます。
  4. 評価装置でありながらリモートSDKによりインラインむら検査装置にもなります。

仕様

受光素子
1/3型ブログレッシブスキャンCCDセンサー(RGBカラー)
画素数
640x480
レンズ
25mm(水平10° 垂直7.5°) 、オプション(8mmレンズ)
測定輝度範囲
0.02~12,000nit (出荷時校正)
測定輝度範囲
1~180,000nit  (選択可能)
輝度測定精度
出荷時±2% (当社基準光源にて校正)
輝度再現性
±1% (当社基準光源)
ムラ精度
±2%      (当社基準光源)
輝度分解能
12bit(4096階調) または  22bit(4194304諧調)
色度精度
±0.002  (当社基準光源)
色度再現性
±0.002  (当社基準光源)
計測時間
1秒 (20nit) または 10秒(22bitHDR)
リモート制御
外部機器より当装置をリモート制御可能。
精度保証温度
25℃±2℃  湿度60%以下結露ない事
動作温度
0~35℃
入力電圧
AC100~240V (50,60Hz)
エージング時間
15分
適用機種
EYESCALE-iFoue
光源
特注(フィルム用、偏向板用、粘着材用、ガラス用)
装置の外観
カメラ外観寸法29(W)x29(H)x42(D)mm  重量180g

外観

EYESCALE-iFoue

*外観は予告なく変更することがございます。

Orange Peelについて

ディスプレイ材料の素材に起因する光の乱反射でゆず肌ムラのように見える現象



オレンジピールの見え方。

35mm四方の面積を目視した時に数ミリピッチの斑点がある様に見える。

処理前の生画像1

処理前の生画像

解析後の画像1

解析後の画像

筋ムラ解析画像

人の目視との相関データ

MURA分布、SD(ISC)値と目視との相関

生画像

生画像から人の見た目と相関するムラ値を表示できるのは当社独自の技術です。


Filmの虹ムラ


EyeScale-TW装置 リモート制御 SDK

1.概要

「EyeScale-装置 リモート制御 SDK」は、アイシステムの「EyeScale-装置」を外部機器からリモート制御するためのソフトウェア開発キットです。EyeScale-装置との通信用関数が含まれ、外部機器上で動作するリモート制御プログラムを容易に作成することが可能です。

システム構成図

2.構成

SDKは以下の構成となります。

ソフトウェア
リモート制御ライブラリ(※1)
サンプルプログラム(C/C++)
ドキュメント
プログラマーズマニュアル

※1. リモート制御ライブラリはC言語スタイルインターフェイスを持つWindows DLLのみのご提供となります。その他の言語、OS用のライブラリは含まれておりません。


全点転送コマンド

全点転送コマンド